地歌 珠取海士
先日の師匠主催 秋の会「桐の会」、無事終了いたしました。
能面打の見市泰男さんが、写真を撮ってくださいました。
たくさんの写真を本当にありがとうございました。お忙しい中、ありがとうございました。
演目は、地歌「珠取海士」を舞わせて頂きました。
私は、この曲を勉強したくて上方舞の世界に入りました。なかでも吉村流の「珠取」を勉強したかったので、私にとっては憧れ中の憧れの曲でした。
それが、こんなに早い時期に舞わせて頂けるとは思っていませんでした。師匠は、「何回も舞っているうちに分かってくることがあるのだから」と、お教えして下さいました。その時の嬉しさは今も覚えています。
改めて、桐の会にお運びくださった皆さま、本当にありがとうございました。
来年4月のなにわ芸術祭では、この曲を衣裳付で舞わせて頂くこととなりました。
憧れていた曲を舞える喜びをかみしめて、しっかりと稽古を積んで準備していきたいと思います。