雲ヶ畑 志明院
京都市北区の雲ヶ端、その奥の方にある志明院という古いお寺に行って参りました。
これまで何度か行ったことがありますが、雪の日は初めてでした。
町中では雪など降ってもいなかったのですが、志明院間近になった途端に道が白くなっていきました。
空気もガラッと変わります。
街中のお寺での間隔とはまた違う静けさと、厳しさがあります。
何か宇宙的な、大きなものを感じるような場所です。
私は本名が少し珍しいので、ご住職夫妻が名前と顔を憶えていて下さり、それもあって、久しぶりに行くとお二人にお会いするのも楽しみの一つなのです。
ご住職のお話では、司馬遼太郎さんがよく来られていたそうです。「梟の城」を書かれていた時期だったとか。
司馬さんがご覧になっていた景色なんですね。
巻物をくわえたきつねさんです。