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扇子一本と身体一つで、森羅万象や花鳥風月、人の心の機微をあらわす。

その姿に憧れ、上方舞の世界に入りました。

舞の魅力を一人でも多くの方にお伝えする、そのほんの一端でも担えればと存じます。

​吉村 奈尾

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上方舞について

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about Kamigatamai

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 上方舞は、江戸時代中頃から終わりにかけ、上方(京阪地域)で発生した日本舞踊の一種で、日本伝統芸能の中でも歴史の新しい芸能です。能・人形浄瑠璃・歌舞伎等先行芸能から多分に影響を受け、それらの良き要素を取り入れ、独自のジャンルへと形成されてまいりました。

 主に座敷で舞われていたことから、至近距離での鑑賞に耐える細やかな動き、表現方法を特徴とします。伴奏には、三味線音楽中最も古いとされる「地唄」という楽曲が多く用いられるため、「地唄舞」とも呼ばれます。

 上方四流の内の一つである吉村流は、幕末に京都の御所に出仕した狂言師が始めた御殿舞を源流とし、明治初期に初世(吉村ふじ師)が大阪に移り流儀の歴史が始まりました。その後、四世(吉村雄輝師・人間国宝)の代で東京へ進出し、続く五世(吉村雄輝夫師)、六世(吉村輝章師)へと継承されています。

 

吉村 奈尾 Yoshimura NAO

平成18年 上方舞吉村流に入門

平成21年 名取免状取得(吉村なを)

平成24年 第49回なにわ芸術祭「新進舞踊家競演会」にて新人賞受賞、

     並びに大阪府知事賞、大阪市長賞受賞

平成26年 上方舞吉村流師範免状取得

​令和元年 吉村輝尾師に師事、奈尾に改名

​令和 2年 第一回「かりがねの会」開催

同  年 文化庁芸術祭 新人賞受賞

令和 3年 各流派合同新春舞踊大会 大会賞受賞

令和 4年 各流派合同新春舞踊大会 大会賞受賞

令和 5年 各流派合同新春舞踊大会 大会賞、並びに会長賞受賞

公益社団法人 日本舞踊協会会員

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プロフィール
お知らせ
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知らせ

News

◆ 第66回日本舞踊協会公演

2025年2月22日 於:東京・浅草公会堂

◆ 伝統文化の源流に触れる

2024年7月27日 於:大阪・国立文楽劇場(小ホール)

◆ ​日本舞踊協会関西支部 舞踊の会

2024年3月16日 於:大阪・国立文楽劇場

◆ ​日本舞踊キャラバン 大阪公演

2024年1月28日 於:大阪・国立文楽劇場

稽古場案内

稽古について

Lesson

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 文化・芸術の息づくまち、京都でのお稽古です。

 舞のお稽古は、ゆったりしたテンポの曲が多いため、初心者の方でも無理なく始められます。まずは姿勢、お辞儀や歩き方、お扇子の扱い方に始まり、次第に曲へと入っていきます。

 年齢、性別、国籍や経験問わず、どなたでもいつからでも始めていただけます。

 「着物を上手に着たい」「所作を美しくしたい」「運動不足を解消したい」「一曲でも何か舞ってみたい」等、入口は沢山ございますし、人それぞれです。

 ご興味を持たれたら、まずは舞の世界へ一歩足を踏み入れてみませんか。そして、続けていかれるうちに、きっと沢山の発見に出会われることと思います。

稽古

​場

Lesson Room

​宝蔵寺稽古場

伊藤若冲ゆかりのお寺、宝蔵寺のお稽古場です。

各方面からの交通の便も非常に良い場所です。

基本的には一対一の個人レッスンですが、少人数でのグループレッスンも可能です。

見学、体験随時受け付けております。

お気軽にお問合わせください。

日 時:水曜・木曜 月3回

    13~20時で時間応相談      
持ち物:浴衣/着物、足袋
    お扇子(体験時は貸出しいたします)

お問合せ:下記お問い合わせフォームより

      又は 電話: 090-8466-6478 まで  

                        

アクセス

・阪急電車「河原町駅」下車 徒歩約5分
・京阪電車「四条駅」又は「三条駅」下車 徒歩約7分
・各社バス「四条河原町」又は「河原町三条」下車徒歩約3分

住所

京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町587

 

お稽古場
生徒さんの声

生徒さんの声

Student's Voice

 母の残した着物に一度は袖を通したい、その想いで70歳を過ぎてから舞を始めました。石の上にも三年、先生の言葉が少しずつ入ってきたような気がします。今は何も考えず、今日よりも明日、明日よりも明後日を夢見て、毎回のお稽古を大切にと考えています。​(70代 女性)

 吉村流の舞の振りが心に残っておりましたので、いつか習いたいと思っていました。やっと習う機会が出来、またお教室も自宅から近かったため入門させて頂きました。非常に丁寧に教えてくださいますので、頑張ってお稽古に励んでいます。(70代 女性)

 学生時代に日本舞踊を習っていたこともあり、仕事終わりに習える場所を探しておりました。見学時に拝見した先生の舞に感動し、即入門を決めました。多忙な勤務状況との兼ね合いで通えるか不安であるとお伝えすると、舞を楽しんで通ってもらえたらそれで良いと仰って頂きました。

 わずかな首の動きや足の運び方で人の心を掴んでしまう舞は、本当に不思議です。教えて頂いた内容をすべて吸収することができない自分がいつももどかしいですが、生徒の分かっていない所を汲み取って下さり、根気強く丁寧に教えてくださいます。私達生徒も真剣に取り組んでいますが、先生ご自身がいつも勉強されており、舞に向き合っておられるその姿に生徒も感化され、私も上方舞のエッセンスをわずかでも習得できればと日々奮闘しています。(30代 女性)

 以前付いていた師匠が亡くなり、しばらく日舞のお稽古を辞めていました。友人の勧めで上方舞の体験レッスンに参加し、奈尾先生に出会い、またお稽古したいなと思って入門いたしました。(40代 女性)

 以前から日本の伝統芸能には興味がありましたが、仕事が不定期で出張も多く、定期的に習い事をすることが出来ませんでした。しかしこちらのお教室では、定期的に通えない方やご遠方からの方には集中レッスンもなさること、また先生ご自身が幼少期より舞一筋で来られた方ではなく、広い視野をお持ちでお話がしやすい方であったことから、入門させて頂いた次第です。60代の全くの未経験者にとりましては、舞のお稽古が普段使わない筋肉を鍛えることになると伺ったことも入門の動機の一つとなりました。

​ 先生から懇切丁寧に細かい所まで具体的にお教え頂けることが大変有難く思っております。また自分自身が舞い手になることで、観客として拝見する以上に、上方舞の魅力を更に知ることが出来ました。(60代 女性)

Q&A

お稽古についてのよくある質問です。ご参考にして頂ければ幸いです。

Q.まったくの初心者ですが大丈夫ですか?

A. 当教室では、マンツーマンで、その方の進度に合わせてお稽古しておりますので、ご心配なくまずは見学・体験にお越しください。お気軽に本サイト「お問合せフォーム」までご連絡くださいませ。

Q.  自分で着物が着られなくても大丈夫ですか?

A. 初めての方にはまず浴衣の着付けからお教えいたします。着物も慣れれば徐々に早く着られるようになります。

 

 

Q.    お稽古を始めるにあたって、最低限必要なものは何でしょうか?

A.  浴衣、反幅帯、下着、腰ひも、白足袋です。お扇子は、体験時はお貸しいたしますが、消耗品ですので、入門後は購入されることをお勧めいたします。お扇子をすでにお持ちの方は、体験時にご持参ください。 

Q. お稽古にはどのような服装で伺えばよろしいですか。

 A.   着替え室がありますので、洋服でお越しいただいてお着替えをされても、お着物を着て来られてもどちらでも結構です。

 

Q. 一回のお稽古はどのくらいの時間ですか?

A. 凡そ40分程ですが、体力や演目の長さ等も考慮し、その時々で調整・判断いたします。

 

Q.   休んだ時の振替は出来ますか?

A.    申し訳ございませんが、当教室は完全予約制の個人稽古で、振替は受け付けておりません。あらかじめ予約された日時以外でのお稽古をご希望の場合は、追加稽古料をお納め頂くこととなります。

 

Q.どんな生徒さんがおられますか?

A.様々な世代、バックグラウンドやご職業の方々がお稽古されています生徒さんの声)。基本的には年齢・性別・国籍を問いません。 

 

Q. 振りを覚えられるかどうか心配です。

A. 得手不得手がございます。例えば、約5分の入門曲 地唄『高砂』に、一年かかる方、3か月で上がる方などいろいろです。個々のペースにあわせて進めます。 

 

Q.   日本舞踊はお金がかかると聞きますが、どういうところに掛かるのでしょうか。

A.   名取や師範の免許を取得される際や、衣装や鬘を付けて舞台に出演される場合、相応の費用は掛かりますが、何れも希望者のみです。  

 

Q.   名取をしなければならないのでしょうか?

A. 希望者のみです。ご本人が希望されたら名取試験に向けてお稽古いたします。師範免許についても同様ですが、人に教えたいとお考えの方は、まずお名取される必要があります。

Q&A
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