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地歌 通う神


地歌演奏家 羽田美葉さん主催の「地歌七色」に参加させて頂きました。

場所は、私がお稽古場として使わせて頂いております、四条河原町からほど近い宝蔵寺さんのお座敷です。

ちょうど菖蒲が良い時期でした。

今回は私が地歌「通う神」を舞わせて頂きました。

恋しい男性への恋文が歌になったような曲です。「通う神」と文の封じ目に書くことで、無事にあの人のもとへ届きますようにというまじないです。座敷での小さな会などによく合います。

そして私が好きな舞手さんの一人、篠塚流の篠塚梅晃さんは「文月」を舞われました。夏の情緒たっぷりで美しかったです。

座敷での舞の会は、その空間の大きさから、舞い手がすぐ近くで舞うことになります。そもそも上方舞、関西の舞はこういった室内空間で育まれてきました。

今回、舞を始めてごらんになられた方々もいらっしゃり、終了後にお声をかけて頂いたりと、大変嬉しく思いました。

「地歌七色」は今後も不定期で開催されるそうですので、皆さまどうぞまた是非お出かけくださいませ。


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