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上村和歌子社中勉強会 終了報告


地歌の上村和歌子先生のお社中会、今年も参加させて頂きました。

私の教室からは4月に小学3年生になったばかりの伊藤桃子ちゃんも出演させて頂きました。

直前まで楽屋の奥の方で自主的に振りの確認をしていたり、出番待ちの舞台袖では自分に言い聞かせるように小さな声で注意点をつぶやいていたりと、健気な姿が印象に残りました。

本番はとても堂々として立派でした!初舞台、本当によく頑張られました。かわいらしい「潮来出島」でした。

私は地歌「袖香炉」を舞わせて頂きました。

名曲「雪」をつくられた峰崎勾当作曲。師の追善のためにつくられた曲です。

以前、お三味線の先生のリサイタルで拝聴し、その歌詞と旋律に感動してから、いつか舞いたいと思っていました。

〽春の夜の 闇はあやなしそれかとよ

 かやは隠るる梅の花 散れど薫りはなお残る

 袂に伽羅の煙り草 きつく惜しめどその甲斐も

 亡き魂衣ほんにまあ 柳は緑紅の 花を見捨てて帰る雁

応援して下さった皆さま、本当に有難うございました。

友人の楳茂都梅弥月さんが撮って下さいました。

深謝(^^)


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