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上村松園


久しぶりに姉と夕食を共にしました。

誕生日プレゼントを用意していてくれました。本当は12月ですが、忘れた頃にというのも嬉しいものです。

中身は、上村松園さんの画集でした。

画集は持っていなかったので、大喜びで早速広げ、これが好き、これも、これも好き、と二人でワイワイ言い合いながらのお夕飯のひと時でした。

上村松園さんというと、もちろんその描かれた画が素晴らしいのですが、その人、ご本人のお姿も、写真で拝見した時とても印象に残りました。

その清々しいお姿で、どれだけ厳しくご自分を律し、画と共に生きてこられたのか。画と同様、清澄な空気を配しておられました。

思わず背筋がスーッと正されるような心地がしました。

ご著書『青眉抄』、今また読みたくなりました。


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