禅華院修学院離宮正面のお向かい、禅華院というお寺です。 雰囲気といい何ともいいお寺だと、生徒さんのお母さまに教えて頂いたので、朝の散歩時ふと思い出して行ってきました。 侘びた、端正な、でも何となくどこかほっとするようなあたたかみを感じるお寺でした。 東の離宮越しにみえるお山がとても近く、周囲もいい景色です。 除夜の鐘も撞かれるそうです。きっと風情あるでしょうね。 また訪れてみようと思います。
四君子苑北村美術館の四君子苑、素晴らしかったです。 昭和の数寄者といわれる北村謹次郎の旧邸です。 こちらの美術館所蔵、蕪村の「烏鳶図」に一目ぼれし、 以降美術館には何度も訪れていますが、時期外れでいつも四君子苑には入れずじまいでした。 今年は不思議とスムーズに、しかも茶道に精しい方と友人と四人で、楽しく、充実した時間となりました。 お庭、茶室、母屋、全てに美意識が行き届いていました。 華美でなく優美。 母屋からは如意が岳の大文字がまっすぐに見え、当時は送り火茶会なども催されていたそうです。その優雅なお茶会を想像したり、建物の中をゆっくりゆっくり拝見いたしました。 お茶室の小間の名は「珍散蓮」。当時のお茶人さんの命名だそうです。長唄「娘道成寺」の三味線の聞かせどころからとられた、とか。 たのしむことはそのまま芸事に直結していますね。 春の公開が待ち遠しいです。
天門美術館枚方の天門美術館へ行ってきました。 「幕末明治の文人書畫展」、良かったです。特に印象に残ったのは勝海舟の手による讃美歌の和訳、そのことばの美しさ。 いつもいろんなことを教えてくださる館長の池田方彩さん、今回もお話楽しかったです。 お父様の池田遊子さんの彫刻作品も、何時拝見しても「いいなぁ・・・」と思います。 皆さまも是非行ってみてください。